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Blakenbrook
ブラッケンブルック
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2017 Shangri La Pinot Noir
シャングリ・ラ・ピノ・ノワール
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ブドウ品種 ピノ・ノワール100% |
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樽熟成
リッチな黒系果実とスパイス類の香りが特徴的なピノノワール。
シルキーな質感とパワフルな果実味で飲み応えも抜群。
リザーブピノノワールと同じ畑のブドウを使用。
(クローンの配合比率と熟成方法が若干違う。)
リザーブに比べタンニンの質が柔らかく早い段階で楽しめます。
1ヘクタール当たり3,780本の密植と9種類のピノ・ノワールのクローンを使用した複雑なスタイル。
クローンの内1つは、DRC由来のAbel(エイベル)クローンも使用。
10%フレンチオークの新樽、90%フレンチオークの古樽で12ヶ月間の熟成。
ポンプは使用せず、独特な造りのワイナリーにて全て重力を利用して移動。
ボトリング前の清澄は行わずに、一度だけフィルターにかけた後、瓶詰。 |
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ブラッケンブルック
ブラッケンブルックは、ニュージーランド南島の北端の町ネルソンから、非常にアロマティックなワインを生産するブティックワイナリーです。
ブドウ栽培に適した温暖な海洋性気候と粘土質の土壌で、 北向きのなだらかな斜面に20ヘクタールのブドウ畑を所 有し、現在8種の品種を栽培しています。
サスティナブル(持続可能)なブドウ畑で大切に育てた 果実を、グラヴィティシステム(醸造過程でのワインの 移動をすべて自然の重力によって行う方法)を最大限に 活用した構造のワイナリーで醸造します。
ダニエルは、スイスで生まれ9歳からニュージーランド で育ちます。
イギリスで医療科学と微生物学を勉強していたダニエル ですが、90年代初めにLincoln大学でブドウ栽培とワイ ン醸造学を学ぶ為、ニュージーランドに戻ります。
卒業後、ダニエルはヨーロッパの偉大なワインメーカ ーから知識と経験を吸収するため、各地を飛び回ります。
オーストリアのリースリングの巨匠「Weingut Hirsch」、 ドイツの「Weingut Engelhof」で働いたのち、ゲヴュル ツとピノ・ノワールに定評のある、スイス人ワインメー カー「Georg Fromm」の元で研鑽をつみます。
彼がワイン醸造哲学を学ぶ中で、最も大きな影響を受けた のはアルザスの誰もが認める素晴らしい生産者、オリヴィ エ・フンブレヒトです。
オリビエはフランス人で最初にマスターオブワインを取得した人物で、ドメーヌ・ツィント・フンブレヒトの40代目、 かつバイオダイナミックの先駆者でもあります。
オリビエは隠すことなく、膨大な知識と経験をダニエルに 教えました。た。
帰国後、ダニエルはネルソンにある「Seifried Estate」 でチーフワインメーカーを務めます。
その後、2年間かけて探した土地でブラッケンブルックを 設立。立。
2004年に念願のファーストリリースを迎えます。
ブドウの樹は同じ品種でも多様な種類を植えています。
ピノ・ノワールでは9種類を別々に収穫し、醸造します。
ダニエルのこれまでの経験を活かし、最高のバランスと 調和を求めてブレンドしています。
ヴィンヤードでは健全な土壌、力強い樹、環境を破壊し ない事に焦点を置いて管理されています。
ダニエルは密植はワインの香りを強めると考えており、 特にピノ・ノワールに顕著な効果があります。
その為、細心の注意を払って植樹しており、1ヘクター ルに3,800本の樹を植えています。
仕立てはヴァーティカルシュートポジション(VSP)を採 用し、果実は地面から700mmの低い位置にコントロール しています。
灌漑は行わず、地中深くまで根が張るよう促します。
もちろん化学肥料や農薬は一切使用せず、オーガニック の海藻を原料とした肥料を用います。
ニュージーランド最長の日照量(約2,500時間)を誇る サニーネルソンで十分な日照を浴び見事に熟したブドウ は、凝縮感がありきめ細かい質感の香り高いワインを 生み出します。
若干の発泡を感じるのは、きわめて丁寧なワイン造りが 二酸化炭素を外に逃さないことに由来します。
このわずかな発泡が、香りをグラスいっぱいに広げる事に 一役かっています。
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