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Castello di Monsanto
カステッロ・ディ・モンサント
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2017 Chianti Classico
キアンティ・クラシコ
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格付け DOCG
ブドウ品種 サンジョベーゼ、カナイオーロ、コロリーノ |
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フルボディ
「クラッシコ」とは、18世紀頃からキャンティワインを造っていた伝統のある地域という意味です。
モンサントのキャンティ・クラッシコは、大樽熟成に適していると考えられる畑のブドウを選んで伝統的な醸造方法で造られます。
心地よい酸と長い余韻がある、調和のとれた味わいです。
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カステッロ・ディ・モンサント
カステッロ・ディ・モンサント社の歴史は、ファブリッチオ・ビアンキによるワインのファースト・ヴィンテージである1962年に始まりました。
ビアンキ家が1961年に購入したエルサ渓谷の頂上に立つ18世紀の城館には、ブドウ畑が付属しており、収穫されたブドウがワインに姿を変えた時、その畑が持つ高い潜在能力が明らかになりました。
ファブリッチオ・ビアンキは、このイル・ポッジョと名付けられた畑から、キャンティ・クラシコの単一畑ワインを造ることにしましたが、6年後にこのキャンティ・クラシコ・ワインの品質を高めるためには、サンジョヴェーゼを中心に、カナイオーロ、コロリーノの黒ブドウだけを用い、白ブドウ品種のトレッビアーノとマルヴァジアの使用を止めることが必要だと気づき、これを実行しました。
ファブリッチオ・ビアンキは、常に時代に先駆けて革新に挑む、ビアンキ家の血統を受け継いでいます。
カステッロ・ディ・モンサントの72haのブドウ畑は標高250〜310mの間にあり、1ha当たりの植密度は、古い畑で3,500本、最近植えつけられた畑で6,600本となっています。
厳しい剪定とグリーン・ハーヴェストによって収量を落とすため、1本のブドウ樹から収穫されるブドウは1.0〜1.8kgです。
エルサ渓谷に面した畑は常に空気の流れがあるため、昼夜の温度差が大きく、酸やタンニンの充実したブドウが収穫されます。
畑とその周囲に保たれた豊かな植物相には、ブドウの受粉や、自然酵母の伝播に有益な昆虫類も多く生息しており、カステッロ・ディ・モンサントのワインは、ブドウの果皮についている自然酵母のみで、スムーズに発酵を行うことができます。
1986年に、古代エトルリア様式のアーチ構造を持った、樽熟成庫が誕生しました。
これは、新しい醸造所と、1740年に建設された古いセラーを結ぶ250mの長さと6mの高さを持つトンネルで、ガレストロの層で表面を覆う中世の技術を用いて6年がかりで建設されたものです。
ここでは、225Lのオーク樽1,500樽分のワインを熟成することができます。
1996年には、醸造所に革新的なコーン型のステンレス製発酵タンクが設置されました。
これは、冷却と加熱、両方の機能が付いており、タンクの中で液体の対流を造り出します。
2001年からは、著名な醸造家であるアンドレア・ジョヴァンニ氏を醸造コンサルタントに迎え、ワインの品質は一層の向上を遂げています。
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