フォレ・ペール・エ・フィス
本拠地:ヴォーヌ・ロマネ
その大部分が『ラ・ターシュ』に組み込まれた1級畑『レ・ゴーディショ』を古くから所有するドメーヌとして知られています。
1932年にフランス政府により、1,3haの面積だったラ・ターシュは、レ・ゴーディショ4,5haを吸収することにより6haに面積を拡大。
その際、極わずかな面積がレ・ゴーディショとして残りました。現在も地図上でのラ・ターシュの区画は、Les Gaudichots ou La Tacheと記載されています。
この畑は、3つの区画に分散されており、グラン・リュに隣接し、フォレが所有する畑は、ラ・ターシュの中心部に位置します。
格付けはプルミエ・クリュとなりますが、生産量が非常に少ないことと著名な生産者がいないことから、市場ではほとんど見かけることがありません。
1990年初頭までは、フォレの評価は低いものでしたが、現在の当主レジス・フォレ氏の代になってからは急激の頭角を現し、全てのワインが品薄状態で、特にレ・ゴーディショは、ほぼ入手不可能となっています。
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